ニッパヤシ

Nypa fruticans Wurmb

インド及びマレーシア、ミクロネシアの海岸に生育するマングローブ植物。日本では西表島のマングローブ林に見られます。

中生代白亜紀の地層からニッパヤシの果実が発見されています。その当時はヨーロッパ、アフリカ西海岸、南米北部まで広く分布していたと考えられています。

花序から取れる樹液は砂糖や酒の原料として用いられます。


分類[APG]
-被子植物[angiosperms]
-単子葉類[monocots]
-ツユクサ類[commelinids]
ヤシ目[Arecales]
ヤシ科[Arecaceae]
ニッパヤシ属[Nypa]