三相百分率インピーダンス

三相回路に定格電流 $I_{n}$[A] が流れているときにインピーダンス $Z[\Omega]$ で起こる電圧降下 $zI_{n}$[V] と相電圧 $V/\sqrt{3}$[V] の比を百分率[%]で表したものを三相百分率インピーダンスという.\[\%z=\frac{zI_{n}}{V_{a}/\sqrt{3}}[\textrm{%}]\]

また,定格容量は,\[S=\sqrt{2}VI_{n} \quad [\textrm{kV}\cdot\textrm{A}]\]であることを利用し,$V$ を [V] ではなく [kV] で表すと,\[\%z=\frac{zI_{n}}{\frac{1000 \times V}{\sqrt{3}}} \times 100=\frac{\sqrt{3}zI_{n}}{10 \times V}=\frac{\sqrt{3}zVI_{n}}{10V^{2}}\]であることから,\[\%z=\frac{zS}{10V^{2}} \quad [\textrm{%}]\]となる.

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三相短絡電流 - 三相百分率インピーダンス - 単相百分率インピーダンス - 並列共振回路と電源周波数 - 直列共振回路と電源周波数