ラグランジアン

ラグランジアン[Lagrangian]

系[システム]の配位空間の座標を,\[(q^{1},q^{2},\cdots ,q^{n}) \]とする.
このとき,系[システム]の運動は $n$ 個の関数の組,\[(q^{1}(t),q^{2}(t),\cdots ,q^{n}(t)) \]と表される.
系[システム]の運動[時間的発展]はラグランジアンという $(2n+1)$変数関数 \[L(q^{1},q^{2},\cdots,q^{n},\dot{q}^{1},\dot{q}^{2},\cdots,\dot{q}^{n},t) \]を用いて最小作用の原理によって定まる.

保存力下の質点系に関しては,ラグランジアンは,$T$を運動エネルギー,$U$をポテンシャルエネルギーとして,\[L=T-U \]と与えられる.

エネルギーは,\[L=T+U \]と表されるが,ラグランジアンの場合にはエネルギーとは異なってポテンシャルにマイナスの符号が付く.

これは,ポテンシャルを用いた力の定義\[F = -\nabla U\] が関係している.

Mathematics is the language with which God has written the universe.





















二項分布とポアソン分布の関係 置換 集合圏Set 相加平均と相乗平均 同型射 逆三角関数