蓄音機の歴史

家が買えるほどの蓄音機があったのですね.

それにしても,エジソンが蓄音機を実用化したのがたったの百数十年前.

技術革新のスピードの凄まじさを感じます.

「会場には蝋管タイプからレコードタイプまで多彩な蓄音機が並び,希望に応じて音楽を再生する.オーディオテクニカ社から借り受けた「クレデンザ」(1926年,米・ビクター社製)も特別に展示.「蓄音機の王者」と呼ばれた名機で,当時は家が買える値段だったという.」
福井県立こども歴史文化館で19〜20世紀初期の蓄音機を紹介する特別展

エジソンというとテスラとの確執を思い浮かべてしまいます.

日本でも東京電灯の浅草発電所へのドイツ製の50サイクル発電機が導入される日清戦争前までは交流ではなくて直流が常識だったのですね.

送電のための発明が電気の常識になったのですから前提が変わればもしかすると常識も一部は変わるのかも.

「交流発電機はエジソンの部下のニコラ・テスラによって実用化された.エジソンはかたくなに直流方式を主張したが,事業化でテスラの交流を採用したのはライバル会社のウエスチングハウスやトムソン・ハウスだった.直流方式は電圧降下のため,半径3キロ程度しか送電できなかったが,交流だと,高い電圧で送電して,どこでも100ボルトに下げられる.送電の効率からすると直流は交流に対抗できるはずもないことがやがて分かった.」
出典


2014年12月24日:2015年1月4日再録

Mathematics is the language with which God has written the universe.





















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