木立性ベゴニア

Begonia sp.
シュウカイドウ科[Begoniaceae]シュウカイドウ[ベゴニア]属[Begonia].

ベゴニアは,雄しべだけを持ち花びら[花弁]が4枚の雄花,雌しべだけを持ち5枚の花びら[花弁]の雌花が同じ株に存在する花.葉の形は左右非対称.ベゴニアという名称はフランス領アンティル諸島総督であったミシェル・ベゴン[Michel Begon]に由来.ミシェル・ベゴン総督によって植物学者のシャルル・プリュミエ[Charles Plumier]がアンティル諸島[Antilles]における植物採取が可能となり,1700年にペゴニア6種を世に紹介した.

そのベゴニアの中でも,地下に球根や根茎をつくらず,茎が立ち上がるものを木立性ベゴニア[stemmed Begonia]と呼ぶ.

南米を中心として熱帯・亜熱帯地域に分布.

最も品種が多いのが茎が太く,節が太くなるところが竹に似ている矢竹型[Cane type].地面の際から多くの茎が多数伸びるのが叢草型[Shrub type],茎がつる状になるのがつる性型[Trailing type],茎が多肉質のものが多肉茎型[Thick stemed type]と呼ばれる.

2017051160208

Vita brevis, ars longa. Omnia vincit Amor.





















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